江戸悪党

2011年9月22日 (木)

江戸期/大盗賊の日本代表! no.264

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no.264

「実録 江戸の悪党」 山本昌也著
「(本文より)この日本駄右衛門には実在のモデルがいる。そのモデルとなった日本左衛門は日本を代表する大盗賊のドンだったことは紛うかたなき事実である。」

歌舞伎にはたくさんの悪党悪人話しがある。

「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」通称「白波五人男」という演目は、五人の盗賊の話しである。その中で「日本駄右衛門(にっぽんだえもん)」という登場人物は「日本左衛門(にほんざえもん)」という悪党がモデルになっているそう。

歌舞伎でも彼は五人の中で先頭にたっているが、実際の彼も日本を代表する盗賊だったらしい。この名前は呼び名なので「日本」とつけるとスケールがデカイ印象を与える。狙ってつけたかもしれない。

この演目、「日本左衛門」がリーダーぽいんだけど、「弁天小僧菊之助」がやはり一番の主人公ではないかと。名台詞名場面もありますし。彼の名台詞には鎌倉の地名がいくつか出てくるので、そんなことを知って観光するとまた別の面白みがありますよ。

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2011年9月21日 (水)

江戸の美人悪党 no.263

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no.263

江戸の女悪党つづき
「白子屋」のお熊ちゃんですね。ものすごーくざっくり悪事の経緯を書きますと

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

「白子屋」の娘、お熊は母親と贅沢三昧。店が傾きそうになる→

そこで持参金付きの婿をもらう。しかしお熊はその婿を気に入らない(金銭目的なので婿はどうでも良い)→

お熊は祝言の夜からずっと仮病を使う→嫌がらせを続けるが婿は我慢する→

婿がなかなか参らないので殺害計画を企てる→徐々に婿に毒を盛る。が、毒が効かないので別の手で婿を困らせる→遂に心中に見せかけた殺害計画を企てる→

その計画も失敗に終わり、とうとう大岡越前によって裁かれた。
(参考文献「実録 江戸の悪党」山本昌也著)

見にくくて、ごめんなさい。
お熊は、特に泥棒とか盗賊に属してるわけではないので、悪党というか悪女?お熊23歳悪女。
なんかとんでもない悪女。自分のやってる事にビビってない。婿を徹底的にやっつける。
(婿は何も悪いことしていないのに(ρ_;))

裁き後、お熊は美人だったので引き廻しの時に、これまた大勢の人が集まったという。でたっ!

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2011年9月20日 (火)

江戸の悪党/女性も凄い no.262

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no.262

江戸悪党女性編!
悪党は男性のみならず、女性ももちろんいた。
「白子屋」のお熊という女性がいた。彼女は母親やその周辺と凶暴して、自分の夫に対して仰天するような悪いことをした。「悪いこと」と一言で言えない超ヤバい事をである。
その内容とは!?

つづく♡

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2011年9月16日 (金)

「鼠小僧は義賊」の噂は本当か? no.260

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no.260

「実録 江戸の悪党」 山下昌也

「義賊の伝説 
 (本文より)鼠小僧の忍び込んだ屋敷は九十八カ所、犯行は百二十数に及び、盗んだ金は三千百二十一両一分とも一万両とも言われる。庶民にとって手の届かない武家屋敷の奥に忍び込み、大金を奪ってくる盗賊の話しは次第に江戸中に広まっていった。正体不明で証拠も残さぬ鮮やかな手口で、しかも十年以上もの長い間の活躍である。そのうち庶民の間では、
「偉えもんだ。盗んだ金を貧乏人に恵んでるってじゃねえか」
という噂が立ちはじめた。江戸っ子達は胸のすく思いだった。」

「(本文より)こうして「義賊鼠小僧」は庶民の間に定着していったが、現実に金を投げ込まれた者はいなかった。次郎吉は、盗んだ金をすべて賭博と酒色につぎ込んだのだ。だが、賭博は弱かったという。」 

江戸の悪党で、やはり「鼠小僧」は欠かせないかと!
「◯◯小僧」の称がついてる賊は、次郎吉くん以外にも何人かいます。今日は次郎吉君。
彼も、やはり江戸っ子に人気があった悪党キャラ。盗んだ金を家に投げ入れるって!いやいやソレ噂でしたからね。芝居じゃないから。彼現実では、賭博とかに使いましたからね。

でも江戸っ子は次郎吉君を憎んでないという不思議な関係。

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2011年9月15日 (木)

江戸の悪党、実録編! no.259

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no.259

江戸の悪党、実録編!

「江戸10万日全記録」 明田鉄男編集

「(本文より)単なる強窃盗犯なのだが、今日は江戸、明日は遠国という神出鬼没ぶりが、妙に庶民の人気を得ていた。 人相書の威力か、伊勢で御用になると、江戸到着を待ち構えて群衆が集まる騒ぎだった。処刑当日読んだ辞世が、「武蔵野に色はびこりし鬼あざみ けふの暑さにやがてしほるる」。 以来、鬼薊清吉と美化され、浅草円常寺の墓には「清吉大明神」の幟まで立つ始末。十六夜清心の浄瑠璃「梅柳中宵月」ができ、黙阿弥の「小袖曽我薊色縫」にもなった。」


芝居にもなってしまった強窃盗犯・鬼坊主清吉。
日本各地に出没する早業。
捕まって江戸中引廻しでは、人が多い所で馬を止めて辞世の句を読むという。もうすぐ処刑になるのに、なんという最期の飾り方。でもって、彼の墓には「幟」が立てられる。観光名所か?!

悪人であろうが、自分ができないことに喝采を送る江戸っ子たち。
ある意味リスペクト?…違うか…。

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2011年9月13日 (火)

江戸悪党、裏の秘密! no.257

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no.257

昨日の記事で映画「ゴッドファーザー」について少し触れましたが、
一時期、任侠というかヤクザというかマフィアというか、その類いの映画ばかり観てました。

てことは例外無く江戸の任侠や悪党に興味を持つわけで、いろいろ調べると江戸の悪党てのも、大変ぶっ飛んでる奴らでした。
どんな人たちがいたかは、また追って書きますが、今日は江戸刑罰の一つ「墨刑」について。

窃盗をした一般人に前科の印として、左腕に二筋入れたり、時期や地域によってそれぞれ異なった墨を入れたそうです。例えば、「×」とか「ー」「=」など。この墨刑をいじったり消したりするのは違反。またさらなる刑が!

江戸ではスリ(「巾着きり」という)が一番多かったようです。なぜならスリは現行犯逮捕じゃなと捕まえられないんですね。だから、上手く逃げれば牢屋へは行かない。

だけれど、江戸スリの世界も厳しい。「縄張り」が存在した。(スリは単独犯のようで、実は親分を筆頭とし特殊技術を持った集団組織である)
なので、よその土地で勝手にスルと(俗にいう「土足で入る」てやつ)その縄張りの集団から恐ろしい制裁を受ける。こういう世界て(日本/外国を問わず)ほとんど極道任侠マフィア映画で出てきそうな光景。

僧侶の犯罪も意外とありまして、「密通/邪法/致傷/殺人」などがあります。
今日はこの辺で〜!おさらばえ〜

 

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