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2011年5月24日 (火)

助六の旦那、男伊達下駄 no.165

Photo
no.165

下駄の歯が気持ち後ろ側に付いている。「男伊達下駄(おとこだてげた)」という名の下駄がある。
そのつもりで描いてみたけれど、あちゃ〜本物は、もうちょっと足を乗せる面が狭いなあ〜…。

今の私たちよりは、江戸っ子の方が裸足で過ごすことが多いし、私たちよりよく歩く。だからかもしれないが、江戸っ子の男性は足幅が広かったらしい。

足幅が広い人が、幅の狭い下駄を履く。(極端過ぎない。許容範囲内である)小指なんかちょこっとはみ出して、かっこいいかもしれない。

この「男伊達下駄」考えてみれば、すごい名前。このすごい名前の下駄、あの人も履いています。

はい、歌舞伎十八番「助六縁江戸桜」でおなじみ「助六」が履いてます。
彼は、吉原遊郭でもモテモテの伊達男の設定ですから、「男伊達下駄」を履いていてもよく似合います。そんでもって、彼の名台詞に…

「大門をずっとくぐるとき、おれが名を手の平へ三遍書えて(さんべんけえて)なめろ。一生女郎(じょろう)にふられるということがねえ。」

大門というのは、吉原の入り口の大門。その大門をくぐるとき「助六」と手に三度かいてなめると、女郎に一生振られないぜ!!…ってアンタ「男伊達」って名の下駄を履くは、こんな台詞は言うは、、、

さすが江戸一良い男の言うことは違うね!

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