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2010年12月 8日 (水)

「中村格子」「菊五郎格子」 no.42

Photo
no.42

江戸絵の左側はおなじみ「市村格子」ですが、今日は「市村格子」以外の「格子」江戸デザインを紹介。

江戸絵の真ん中は「中村格子」です。漢字の「中」と/上下左右の六本線が「む」/ひらがなの「ら」。で、「中村格子」のできあがり。

実際に、歌舞伎役者中村屋さんの(中村勘三郎/勘太郎/七之助)浴衣の柄は「中村格子」だったりします。

江戸絵の右側は「菊五郎格子」です。三代目尾上菊五郎が考案したと言われる。
カタカナの「キ」/上下左右の五本線と四本線で「九」/同じく五本線で「五」/漢字の「呂」。で「菊五郎格子」のできあがり。

菊五郎といえば、尾上菊五郎さんのことです。菊五郎さんの奥様は、ただいまNHK朝ドラ(主人公の祖母役)で出演中。息子さんは、美しい女形を演じる尾上菊之助。娘さんは、女優の寺島しのぶです。

奥様と息子さんは、「犬神家の一族」で共演してましたよね。
「犬神家の一族」のポイントとなる(斧よき/琴こと/菊きく)という言葉があるのですが、これも江戸デザインの一つであり、三代目菊五郎が考案したといわれています。

だから、実際の役者(菊之助)とポイントとなる(よき/こと/きく)には共通点があったというわけです。そんな事を知って、映画を観るとまた面白いですよ。


ちなみに今話題の市川団十郎/海老蔵の成田屋さんのデザインは、「鎌かま/輪◯/ぬ」で「かまわぬ」です。

無期限の公演見合わせか〜…無期限て無期限。。。それでも「かまわぬ!」とはとても言えません。

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